データが自然蒸発する!?
意外と知られていませんが、フラッシュメモリーには寿命があります。
寿命の目安は年数にしておよそ5~10年、書き換え回数にしておよそ5000~10000回ほどと言われています。
フラッシュメモリーの寿命は、フラッシュメモリー特有の現象です。
一般にデータをフラッシュメモリー(USBメモリなど)に記録したまま机の引き出しなどに放置しておくと、およそ5~10年でデータが電気的に消失するといわれています。これがフラッシュメモリーのデータ保持期間と呼ばれているものです。
もうひとつの寿命目安、書き換え可能回数は、フラッシュメモリーを構成するセルという記録素子単位で同じ箇所を5000~10000回書き換えると使用不能になることから来ています。
フラッシュメモリーに記録しておいたデータが自然蒸発する・・・というのは、一つ目の寿命原因であるデータ保持期間に起因します。
もし、あなたが重要なデータを長期間保存しておく目的でUSBメモリーを使うのは非常に危険です。
フラッシュメモリーを使った記録装置は、セルに電子を注入したり抜き出したりして情報を記録・消去しています。フラッシュメモリーが電源を切ってもデータを保存しておけるのは、セルの絶縁体内部に電子を格納しているからです。
しかし、いくら絶縁体とは言っても、物理的に完璧に電子を封じ込めることはできません。長期間放置しておくと、徐々に電子が絶縁体からもれていくのです。
これがデータの自然消失のメカニズムです。

