カタログにある印刷コストは信用できるか?
インクジェットプリンターの購入を検討する場合、最初に参考にするのは各メーカーのカタログでしょう。
カタログは自社製品のいいところを並べてあるのが普通。カタログに記入されている「1枚約○○円」というような記載は信用できるのでしょうか?
プリンターのように購入後に消耗品の追加購入が必須の機器の場合、どうしても気になるのは、使用する間にどれくらいコストがかかるのかです。具体的には1枚あたりの印刷コストは気になるところ。
けれども、電気製品のカタログなどでよく見られる派手な記載にはたいてい、「当社比」とか「弊社独自調べ」といった注意書きがされていることが多くて、客観性があるかどうかが疑問です。
結論から言うと、プリンターのカタログに記載されている印刷コストの情報は、プリンターを購入する際の製品比較程度の参考にはなります。
カタログ上の「1枚約○○円」という数値はあくまで、メーカーが自社で推奨しているインクカートリッジや用紙の価格を基準に計算されたものなので、使用するカートリッジや用紙によっては、この計算値より高くもなれば安くもなります。
カタログに記載されている印刷コストの値は、メーカーが独自算出したものではなく、電子情報技術産業協会(JEITA)が作ったガイドラインに従って算出されています。少なくともガイドラインが作られた2006年以降の製品に関しては、メーカーの枠を超えて比べても問題はありません。
コストを重視するならば、カタログでチェックするのは必須です。たとえ、同じメーカーの製品でも1枚あたりの印刷コストが10円以上違うことさえあります。製品選びの際にはぜひ参考にしてください。
