ヘッド位置調整でプリンターメーカーの考え方がわかる。
インクジェットプリンターを購入比較する場合、やはりキヤノンとエプソンの両社のプリンターを比較することになります。
最近では両社の製品は性能が拮抗している上、価格もだいたい似たようなラインに並んでいるので、購入判断をどこでしていいか悩んでいる人も多いのでは?
そこで、両社のスタンスを知ることで判断材料を増やすことを考えてみましょう。
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まず、ひとつ注目してみて欲しいのが、ヘッド位置調整の考え方。
ヘッド位置調整と聞いてもピンとこない人のために、若干解説してみましょう。
プリンターを購入してPCに接続して、ドライバーをインストール。インクカートリッジを充填した後に、A4用紙で1~2枚程度、ヘンな模様を印刷させられた記憶があると思います。
この特殊パターンの印刷作業が、「ヘッド位置調整」です。
ちなみに、「ヘッド位置調整」はキヤノンの用語。エプソンでは「ギャップ調整」と呼ばれています。
呼び方は違っても、やってることは同じ。
ヘッドが右から左に動いて印刷した結果と逆に左から右へと動いて印刷した結果のずれを調整するための作業。
ヘッドがずれたままだと、印刷の結果に、しま状の模様ができてしまうのです。
インクジェットプリンターの二大メーカーであるキヤノンとエプソンでは、ヘッド位置調整についてとる立場が微妙に違っています。
エプソンは、工場でヘッドをプリンターに取り付け、ヘッド位置を調整してから出荷しています。そのため、エプソン製品購入者はプリンターを購入したら、そのまま使うことになります。
キヤノンは購入者が自分でヘッドを取り付けるので、ヘッド位置のズレを修正するヘッド位置調整は必須です。全自動で作業が済むように考えられていますが、キヤノン製品購入者はプリンター購入後に、ヘッド位置調整作業を必ず行う必要があります。
エプソンはできるだけユーザーに負担をかけないことを信条にしているようです。ただし、万が一ヘッド位置がズレる可能性がないとはいえません。
キヤノンは、たとえ個人向けの製品であっても、出来る限り完璧を目指しているようです。ユーザーが自分で実行する以上、ヘッド位置がズレたまま使用するなんてコトはありえません。
このように二大メーカーには、少しだけ、ユーザーにどのような価値を提供するかで違いがあるようです。どっちが自分に向いているかを購入検討の際に参考にしましょう。

